SSDの価格が大幅下落中 HDDからの乗り換えは今がチャンスです

PC

SSDの価格が大幅に下落しています。PCの高速化を考えている方は、今すぐ購入したほうが良さそうです。


Crucial クルーシャル SSD 500GB MX500 SATA3 内蔵2.5インチ 7mm CT500MX500SSD1 9.5mmアダプター付【3年保証】 [並行輸入品]

 

SSDはHDDの高速版という認識でOK

そもそもSSDとはなんぞやという話から。SSDとはSolid State Drive の略称なのですが、そこはそれほど重要な点ではありません。SSDはHDD(ハードディスク)を非常に高速にしたようなもので、データの読み書きを高速に行うことができます。

PCにとってSSDやHDDといったストレージはなくてはならないもの。PC 上で動作するすべてのソフトウェアはストレージに保存されていますし、そのベースとなるOSももちろんストレージに保存されています。絶対に欠かすことができないパーツなのですね。

ストレージを高速化するとどんな効果があるの?と思うかもしれませんが、その効果は絶大。PCのすべての動作が高速化するといっても過言ではありません。PCの起動からOSやソフトの動作に至るまで、あらゆる動作が高速化されます。動作がもっさりしている旧型のPCでも、HDDをSSDにするだけで一気に復活する可能性があるのです。

HDDに性能面のほとんどすべてで勝っているSSDですが、唯一のネックは値段。同一の容量で比較したときに、HDDと比べるとSSDはどうしても高価になりがちでした。ところが最近、SSDの価格が大幅に下がっているようなのです。

そもそもSSD・HDDの違いってなに? PCを選ぶ際にも気をつけたいストレージの種類 | 分かりやすく解説! HDD・SSD!!

https://www.pro.logitec.co.jp/about_hdd/hddssd/0718/


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500GBが1万円を割っている

ある製品の価格の推移を知りたいときに便利なのが価格.comというサイト。このサイトでは製品ごと一定時期の値段を記録してくれていて、グラフ化して見ることが可能です。

今回チェックするのは「CT500MX500SSD1/JP」という製品。500GBの容量を誇るSSDで、これさえあればゲーム等をしなければ十分なストレージサイズです。

この製品の登場は2018年第一四半期で、その頃の平均価格は20,000円ほどだったようですが、それからみるみるうちに価格が下落。2019年4月には平均価格で当初のおよそ半額の10,000円、最安値では7,500円というプライスになっています。これほどの下落はなかなかお目にかかれません。

価格.com – crucial MX500 CT500MX500SSD1/JP 価格推移グラフ

https://kakaku.com/item/K0001028334/pricehistory/

 

いつまで下落が続くかは予想がつかない

SSDの価格が下落するのは消費者である僕たちにとってはありがたいことですが、正直この傾向がいつまで続くかは分かりません。価格は需要と供給によって決まるのですが、現在は以下のような要因があるようです。

  • 仮想通貨マイニング向けのメモリ及びGPUが一段落し、生産設備がダブついている
  • SSDメーカーのシェア争いが過熱し、供給価格が下がっている
  • 新技術でSSDの保存密度が上昇したが、需要が期待ほど上昇していない

メーカーとしては長期的な価格の下落は望んでいないはず。これ以上の下落を防ごうと、生産数を絞るメーカーもでてくるかもしれません。そうなったときは価格の下落は止まり、むしろ反発して上昇することも考えられるでしょう。僕は買い得感があるときに買っておくほうが賢明だと考えています。


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僕の自宅のPCはすべてSSDなので、しばらく購入予定はなし。新規にデスクトップPCを組む際に恩恵に与れるといいなと思っています。