【リモートワーク】HHKB を追加購入 Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S をProfessional BT と比較します。

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2年ほど前に購入したHHKB ですが、すっかり惚れ込み2台目を購入してしまいました。一応、リモートワークに合わせて・・・という建前です。

HHKB Professional BT を2年前に購入済み

僕がHHKB を初めて購入したのはおよそ2年前。購入したのはHHKB Professional BT というモデルで、当時販売されているラインナップの中では最高峰のモデルでした。現在は終売となっているようですね。

Happy Hacking Keyboard | HHKB Professional BT | PFU

使用感はこれまでに使用したキーボードの中で最高。特に不満もなく壊れてもいないので新規購入する必要性は全くなかったのですが、Amazon を眺めていたらいつの間にかポチってしまっていました・・・せっかく購入したので、BTとの違いや特徴も含めて確認していこうと思います。

開封 & 内容物確認

外箱

クールなデザインです。3万円オーバーのキーボードの高級感を感じます。

本体

今回購入したのは英語配列/墨モデル。キーに刻印はありますが、暗いところではかなり見にくいため、ブラインドタッチが出来る方の購入をお勧めします。この価格帯のキーボードを求める方は、そのようなスキルをお持ちの方が多いので要らぬ心配でしょうか。

さて、画像を見れば明らかですがHHKB は通常のキーボードと比較してかなりキーが少なく、コンパクトに作られています。カーソルキーも専用のものが存在せず、Fn キーと特定のキーを組み合わせて操作する形です。

このキー配列は慣れるまではかなりしんどいですが、慣れると手を大きく動かす必要がなくなるので相当快適です。僕は慣れるまでには2週間程度かかりました。

内容物

内容物は以下のように最低限。USB 接続用のケーブルは同梱されていませんので、別途購入の必要があります。

USB コネクタが割と中央寄りにあるため、以下のように90°折れ曲がったケーブルがお勧めです。

HHKB Professional HYBRID Type-S とProfessional BT を比較

スペック

スペック面ではProfessional HYBRID Type-S はProfessional BT の完全上位互換となっています。Professional BT が終売となったのもこのためでしょう。なお、価格も上位互換です。

項目Professional HYBRID Type-SProfessional BT
有線接続1台不可
無線接続Bluetooth 4台Bluetooth 1台
購入価格35,200 円29,700 円

Professional HYBRID Type-S 最大の特徴は有線で1台、Bluetooth で4台の最大5台の接続ができること。しかも、Fn + Ctrl + 数字キーで瞬時に対象デバイス切り替えることが可能です。 Professional BT では1台としかペアリングできず、デバイスの切替が非常に面倒でした。実はこれが今回僕がHHKB を追加購入した最大の理由です。

外観

下がProfessional HYBRID Type-S、上がProfessional BT ですが、外観にほとんど違いは見られません。強いてあげればロゴの位置が変更となっている程度でしょうか。

左がProfessional HYBRID Type-S、右がProfessional BT ですが、キーボードの角度も同じです。当然といえば当然ですね。電池ボックス(?)は若干小さくなっているようです。

なお、USB ケーブルがMicro-B からType-C に変更となっているので注意して下さい。

打鍵音

最大の差は音にありました。Professional HYBRID Type-S は明らかに打鍵音が静かです。僕の幼稚な耳にはProfessional BT がバチバチという音、Professional HYBRID Type-S はスコスコという感じに聞こえました。

実際にどんな音なのかについてはYouTube でレビューをしている方が多くいらっしゃいますので、そちらでご確認いただくのがいいと思います。

打ち心地

これは完全に感覚の問題となるのですが、Professional BT よりもProfessional HYBRID Type-S の方がキーボードの押し返しが少なく、より小さな力でタイピングができる印象です。とはいえ底つきしやすいという感じはないので、小さな差だと思います。

この辺りは完全に好みですので実際に触れてみるのが一番でしょう。可能であればショールームに出向いて試してみてはいかがでしょうか?

Happy Hacking Keyboard | タッチ&トライ | PFU

それと、快適にタイピングするにはパームレストがあるといいと思います。僕は以下の製品を愛用してます。

総評: 特殊な配列のキーボードに3万円を出せるか?

結局はこの一言に尽きると思います。「特殊な配列のキーボードに3万円を出せるか」です。この問いに力強くYes といえる方は今すぐ購入して下さい。それに見合った価値を得ることができるでしょう。僕は満足しています。

とはいえそうでない方も多いと思いますので僕なりの判断基準を記載しておきます。

  1. 1週間で40時間以上キーボードに触れているか
  2. ブラインドタッチが問題なくできるか(もしくは修得の努力ができるか)
  3. キー配列に慣れるまで2週間程度頑張れるか

3つ全てを満たす方であれば、HHKB に満足できる可能性が高いでしょう。一番気になるのが3番目だと思いますが、お試しで比較的安価なLite を購入して試してみるのもアリかもしれません。