Apple がWWDC 2019 の開催を発表しました。例年同様、iPhone, Mac の新OSが発表される可能性が高そうです。
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WWDC とは「世界開発者会議」のこと
WWDCは「Worldwide Developers Conference」の略称。日本語に直訳すると「世界開発者会議」となります。Apple が毎年開催している開発者向けイベントです。
例年5日間に渡って開催されており、2019年は6月3日〜7日に開催されることが決定済。会場は3年連続でカリフォルニア州にある「San Jose Convention Center」となるようです。Apple 本社からほど近いことも影響しているかもしれませんね。
このイベントで最も注目されるのは初日に開催される基調講演。基調講演では毎年Apple 製品の新OS が発表され、その様子はインターネットを通じて世界中にライブ配信されます。今年は各OS にどんな機能が追加されるのでしょうか?
WWDC19 – Apple Developer
https://developer.apple.com/wwdc19/
Apple は毎年新OS を初日の基調講演で発表
Apple が毎年発表する新OS は主に以下の通り。
- iOS:iPhone, iPad 向けのスマートフォン用OS
- macOS:Mac 向けのPC用OS
- watchOS:Apple Watch 向けのOS
- tvOS:Apple TV 向けのOS
特に近年はiPhone がApple の販売の中心となっていることから、iOS へ特に力を集中。毎年大きな変更が加えられています。(今年はダークモードの搭載が予想されている)
それにしても、これだけの種類のOS を継続的に開発できるApple はやはりすごいなと言った印象。それもOS だけでなくハードウェアも開発しているわけですから、Apple という会社が以下に巨大であるか思い知らされます。
iOS (アップル) – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/IOS(アップル)
ハードウェアの発表はあるのか?
そして気になるのはハードウェアの発表があるか否か。WWDC はソフトウェア開発者向けのイベントであることからハードウェアの発表がある可能性は低いのですが、過去何度か新製品が発表されたことがあります。
- 1998年:ボンダイブルー iMac
- 2002年:Xserve
- 2003年:Power Mac G5とiSight
- 2004年:30インチのApple Cinema HD Display
- 2005年:Intel Macへの移行
- 2006年:Intel XserveとMac Pro
- 2008年:iPhone 3G
- 2009年:iPhone 3GS
- 2010年:iPhone 4
- 2012年:Retinaディスプレイ搭載MacBook Pro
- 2013年:円筒形デザインのMac Pro
- 2017年:10.5インチのiPad Pro、iMac Pro、HomePod
iMac のヒットを決定づけた1998年のボンダイブルーのiMac や2005年のIBM Power からIntel へのCPU 変更、2008年 〜 2010年のiPhone 発表など、Apple の歴史的な製品が発表されている印象です。
特に2017年に発表されたiMac Pro はそろそろ更新時期であるため、2019年のWWDC での発表もあるかもしれません。
WWDC の基調講演は例年日本時間の深夜に開催。今年も徹夜で視聴の必要がありそうです。