テスラの新型SUV「Model Y」が発表に 普及価格帯のモデルに仕上がっています

クルマ

世界のトップを走る電気自動車メーカーであるテスラが新型車「Model Y」を発表。手の届きやすい価格となっているようです。


モデルカーアロイ1:32 Tesla XオフロードSUVプルバック車のおもちゃモデル ( Color : 黒 )

 

テスラは世界最先端の電気自動車メーカー

テスラはアメリカ合衆国カリフォルニア州、シリコンバレーに本社を置く電気自動車メーカー。代表者でCEOを務めるのはイーロン・マスク氏で、PayPal の創業者やSpace X の代表者として知られる世界的に有名な実業家です。

テスラが世界的に一躍有名となったのは「Model S」の成功から。それまで短距離の利用にしか適さないと考えられていた電気自動車の航続距離を一気に500km以上にまで向上させ、電気自動車の地位を大きく向上させました。

その後テスラはモデルバリエーションを増加させ、現在は下記の車種が販売(または予告)されています。

  • ROADSTER:スポーツカータイプ
  • Model S:セダンタイプの大型車
  • Model 3:セダンタイプの小型車
  • Model X:SUVタイプの大型車

今回発表された「Model Y」はSUVタイプの小型車ということで、Model X の弟分に相当。どのような性能、価格となっているのでしょうか?

テスラ (会社) – Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/テスラ(会社)

 

性能は他のテスラモデルに劣らない

まずは性能をチェック。「Model Y」にはいくつかグレードが設定されるようで、それぞれ性能が異なります。

モデル 0-97km/h加速 最高速度 航続距離
ハイパフォーマンス 3.5秒 241km/h 450km
デュアルモーターAWD 4.8秒 217km/h 450km
ロング・レンジ 5.5秒 209km/h 483km
スタンダード・レンジ 5.9秒 193km/h 370km

性能に関しては正直「スタンダード・レンジ」モデルであっても十分なレベル。多くのガソリン車はこの加速についてくることはできないでしょう。

反面気になるのはやはり航続距離。「スタンダード・レンジ」の300km台というのにはやはり不安が残るので、「ロング・レンジ」以上のモデルにして400km台にしておいた方が安心でしょうね。

Model Y | Tesla

https://www.tesla.com/modely

 

価格は400万円台から

気になる価格は下記の通り。これまでのテスラモデルと比較すると、かなり安価となっているようです。

モデル 価格
ハイパフォーマンス 約670万円
デュアルモーターAWD 約570万円
ロング・レンジ 約524万円
スタンダード・レンジ 約435万円

特に「スタンダード・レンジ」の435万円というのはなかなか衝撃的。これはアメリカ国内での価格のため日本でもこの通りになるかは分かりませんが、600万円まで上乗せされる可能性は薄いと僕は考えています。

もし日本で500万円台でSUVタイプの電気自動車が購入できるとなれば、これは一気に普及が進む可能性大。長距離を走るという用途には向きませんが、日常的な街乗りや買い物にはベストな選択となりそうです。

 

販売開始予定は2020年秋とのこと。テスラは生産に問題を抱えているため予定通り進むかは不透明ですが、ぜひとも早期に日本に導入してほしいところですね。