今や生活に欠かすことができないUSB。その最新規格、USB 4.0 が発表されたようです。何が変わるのでしょうか?
USB Type C hub mac 7-in-1 VANMASS ハブ 相性抜群 良い放熱性 変換 40Gb/s 充電可能 高速データ転送 4K高画質 持ち運びに便利 増設拡張 PD機能 HDMI変換アダプター HD出力ポート USB 3.0ポート2 USB-Cポート2 Micro SD/SDカード 2016/2017/2018 MacBook Pro 13″/15″/2018 MacBook Air対応 (ダーク グレー)
USB は歴史ある通信規格
僕達の生活に欠かすことができないUSB。そんなUSBGA誕生日したのは1996年。まだWindows 95 が発売されたころのパソコン黎明期です。当時のUSB1.0, 1.1 の通信速度の最大値は12Mbps で現在からは考えられないほど低速でした。
2000年に登場したUSB2.0 ではスピードが大幅に改善。理論値で480Mbps まで高速化しました。僕はパソコンを触りだしたのはこのころから。拡張ボードを購入してUSB2.0 ポートを増設した記憶があります。(当時はPCIスロットだった)
2008年になるとさらに高速化したUSB3.0 が登場。理論値最高速度は5Gbps となり、一般的な利用方法ではオーバースペックとも言える状態となりました。
現在の最新規格はUSB3.2。様々な条件を満たす必要がありますが、理論上の最高速度は20Gbps となっています。
ユニバーサル・シリアル・バス – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ユニバーサル・シリアル・バス
USB 4.0 は圧倒的なスピードを誇る
さて、新たに策定されたUSB4.0 ではさらに通信速度が高速化。これまでの最高速度であったUSB3.2 の倍の速度が得られるようになるようです。
- USB3.2:20Gbps
- USB4.0:40Gbps
こんな速度を何に使うのか・・・一般的な使用方法ではこのスペックをフルに利用することはないでしょう。
利用が想定されているのは、高解像度ディスプレイの複数枚接続やeGPUの使用とのこと。高解像度が求められる医療用ディスプレイや業務用CAD、ハイスペックゲームを利用する方はUSB4.0 の恩恵を受けられそうです。
USB4が発表。ややこしい規格が統一されてほしい | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/amp/2019/03/usb4-announced.html
実は現在でも40Gbps の超高速通信が可能
「USB4.0 の普及まで待てない!」という方でもご安心。実は現時点で40Gbps の超高速通信を行う方法があります。
それを実現するのが「Thunderbolt 3」という規格。これはApple とIntel が共同開発した高速汎用データ伝送技術で、USBとは異なる成り立ちを持つ技術です。
この「Thunderbolt 3」は近年のMacbook にはもれなく搭載されていて、Macbook をお持ちの方であれば問題なく利用可能。「高速通信がどうしても今すぐ利用したい!」という方は、「Thunderbolt 3」を利用して環境を構築するといいかもしれません。
Thunderbolt – Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/thunderbolt/
コネクタの形は無関係なので注意
ここまで紹介してきたUSBの各規格ですが、実はコネクタの形とは無関係なので注意。現在は以下のコネクタ形状が主に利用されています。
USB A
USB B
USB micro B
USB Type C
このコネクタの形だからこの速度で通信が可能・・・と言えないのがUSB の現状。PC に詳しい方ならまだしも、一般の方にはほとんど見分けがつかない状況となってしまっています。
Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル (50cm) 【PD対応 超高速 40Gbps 100W出力 USB2.0 / 3.0 / 3.1 対応】
どうやらUSB 4.0 からコネクタの形状がUSB Type C に統一される模様。一般の方々にも分かりやすい規格への進化を期待したいところです。