所用で静岡市を訪れる機会があり、楽天モバイルを利用してみました。パートナーエリアでの通信速度と使用感を記載します。
楽天モバイルの自社回線エリアは限定的
以前の楽天モバイルのついての記事にも記載しましたが、2020年6月時点での楽天モバイルの自社回線エリアは首都圏, 名古屋, 大阪の中心部に限られています。エリアは今後拡大を続けるでしょうが、しばらくの間は日本のほとんどの地域はパートナーエリアとなると思われます。
となると気になるのが、パートナーエリアで問題なく通信できるかということ。僕は通常東京都心部から出ることがないので楽天モバイルの自社回線エリアになるのですが、仕事や旅行等でパートナーエリアに出ることも考えられます。ちょうど所用で静岡市を訪れる機会があったので、実際に使用してみました。
静岡市中心部で通信速度を計測
まずは僕の通信環境を記載しておきます。楽天モバイル自社回線エリアでは問題なく通信できることを確認済みです。
- iPhone 11 Pro Max (香港版)
- SIM1: 楽天モバイル (RAKUTEN UN-LIMIT)
- SIM2: マイネオ (ドコモ回線)
Google スピードテストを利用して通信速度をチェックしてます。比較用にマイネオでも計測しました。
なお、楽天モバイル自社回線での通信速度については、以下の記事をご覧下さい。
楽天モバイル
楽天モバイル自社回線には若干劣りますが、十分な速度が出ていることが分かります。実際にブラウジングや動画の再生を行いましたが全く問題ありませんでした。これならパートナーエリアに行く際も特に気にする必要はなさそうです。
マイネオ
楽天モバイルの結果と比較すると大幅に劣りますが、ブラウジングは特に問題なくできました。以前の記事にも書きましたが、さすがにフルキャリアと比較するのはかわいそうですね。
パートナーエリアでは通信容量上限に注意
パートナーエリアでの通信は全く問題ないことを確認できましたが、忘れてはいけない重要なことがあります。それは、パートナーエリアでの高速通信は一ヶ月あたり5 GByte に制限されるということ。5 GByte 超過後も通信が全くできない訳ではないのですが、高速通信に慣れているとそれなりの苦痛を感じることとなるでしょう。
パートナーエリアでのデータ使用量は楽天モバイルのマイページから確認可能です。僕の場合は下記画像のように、およそ1日の滞在で300 MByte を消費していました。5 GByte 制限を考えるとおよそ半月(16日)くらいは大丈夫だということですね。まあ、動画をひたすら視聴し続ける・・・ということをしない限り、問題にはならないでしょう。