シェアサイクルサービスのHello Cycling を利用した Apple Watch の登録は可能?

レンタカー、カーシェア

都市部を中心に広がりを見せているシェアサイクルサービス。僕の住んでいる周辺でも見かけるようになってきたので、利用してみました。記事後方にApple Watch の登録についても記載しています。

シェアサイクルサービスとは

シェアサイクルを日本語に直訳すると「自転車共有」。会員同士で自転車を共有し、利用したい人が利用したいタイミングで利用できるサービスです。

もしカーシェアサービスを利用したことがある方であれば、それの自転車版であると考えていただくと分かりやすいでしょう。

ただし、カーシェア サービスと異なるのが、借りた場所と同じ場所に返す必要がないということ。家の近くのステーションで借りて駅の近くのステーションで返す、といったことも可能です。

都内で有力なサービスはドコモ・バイクシェアとHello Cycling の2種類

さて、僕が住んでいる東京都内にてシェアサイクルサービスを提供している有力な業者はドコモ・バイクシェアとHello Cycling の2社。両者の間には様々な相違がありますが、最も決定的なものはサービスの提供地域でしょう。

地域が割とバッチリ別れているので、単純に住んでいる地域で選ぶのが良さそうです。

僕の場合はHello Cyclling を選ぶこことなりました。

ドコモ・バイクシェア

千代田区, 中央区, 港区 等を中心とした東京都心南部

https://docomo-cycle.jp/link

Hello Cycling

台東区, 墨田区, 中野区 等を中心した東京全域および全国

https://www.hellocycling.jp/map/

アプリのインストール、会員登録、クレジットカード登録で準備完了

Hello Cyclling を開始するにあたり、必要なものは以下の2点のみ。これだけ用意すれば、10分程度でHello Cycling を開始することができます。

  • スマートフォン
  • クレジットカード

用意ができたら下記URL からアプリをインストールし、チュートリアルに沿って進めていくだけでOK。会員登録とクレジットカードの登録が完了すれば、すぐに自転車を借りることが可能です。

https://www.hellocycling.jp/appinfo/

自転車のレンタルから返却まで

それでは、僕が実際に利用した際の流れをお伝えしようと思います。

自転車を予約する

まずはアプリを開いてレンタルしたい自転車を指定します。自分の現在地から近いステーションを検索することも可能です。

予約の有効期限は30 分間ですので、その間に借りるようにしましょう。とはいえ予約の時間を過ぎてしまってもペナルティは特にないようで、予約していた自転車が開放され、他の方でも利用できるようにできるだけのようです。

自転車を借りる

予約が完了したら、自転車を借りに行きましょう。ステーションに行くと、以下のような感じで自転車が駐輪されています。

自転車に近づくとハンドル中央にディスプレイがあるのですが、電源ボタンを押した後にパスワードを入力すると、自転車の鍵が解除されて利用可能になります。

パスワードは予約完了後にメールで通知されているはずですので、それを確認してみてください。

自転車の電動アシストをON にする

自転車を借りてまず最初にするべきことは、ハンドル左側に設置されているディスプレイの電源ボタンをON にすること。これは電動アシストをON にするためのボタンです。僕はこれに気づかずにしばらく走ってしまいました・・

電動アシストはかなり快適。自転車を運転する際に結構しんどい、漕ぎ出しをアシストしてくれるので、ストップ・アンド・ゴーがかなり楽になります。これを使用しない手は無いですね。

自転車の返却場所を予約する

続いて返却予約を行っておきましょう。これは割と重要です。

Hello Cycling は各ステーションに返却可能な自転車の数が制限されているようで、目的地に到着したはいいが自転車が満車で返却できない・・・という事態が発生する可能性もあります。

それを事前に防ぐことができるのが返却予約。返却したいステーションを予め指定しておくことで、満車で返却できないという事態を事前に回避することができます。

返却予約は自転車を借りている期間中のみ可能でアプリから行うことができます。予約時間は30 分間で、それをオーバーすると予約が開放されてしまうので注意して下さい。

自転車を返却する

目的地に到着したら自転車を返却しましょう。自転車の後ろ側についている鍵を閉め、ハンドル中央のディスプレイに従えば返却が完了します。

返却が完了すると瞬時に確認のメールが到着しますので、それが確認できれば安心です。

利用料金が確定

利用料金は15 分あたり70 円。入会金や年会費はかかりません。僕は今回20 分利用しましたので、140 円となりました。登録したクレジットカードから自動的に引き落とされます。

この価格をどう捉えるかは人それぞれでしょうが、僕の印象としてはかなり格安。いつでも気軽に自転車に乗れるにも関わらず必要なのは時間あたりの利用料金のみ。しかも15 分70 円というのは、都会の自転車の駐輪料金を考えるとむしろ自転車を借りた方が安いと感じます。

IC カードの登録でさらに便利に・・・ただしApple Watch は使用できず

ここからはおまけとなりますが、Hello Cycling はIC カードを登録するとさらに便利に利用することができます。通常はメールで送られてくるパスワードを利用して行う鍵の解錠を、IC カードで行うことができるのです。登録方法は下記ページに記載されています。

https://www.hellocycling.jp/app/webview/tutorial/add_ic

ここで僕が気になったのが、IC カードの代わりにApple Watch を利用することが可能なのか・・・ということ。でしたが、色々試したのですが登録することはできませんでしたので、最終的にカード式のSuica を登録することにしました。(こちらは全く問題なし)

ここからは僕の私見となりますが、これはおそらくHello Cycling のIC カードリーダーの仕様によるもの思われます。色々試す中でカード式のものでも複数のIC カードが重なっていると反応しなかったので、Apple Watch も様々なカードが重なっていると認識されてしまったのでしょう。ドコモ・バイクシェアではApple Wath の登録ができたので、IC カードリーダーが異なるのでしょうね。