ANA NH859のビジネスクラスに初搭乗 マイルを利用して香港へ行ってきました

旅行
先日私用で香港を訪れたのですが、その際に初めてANAのビジネスクラスに搭乗しました。フライト時間はおよそ5時間と国際線としては短めのフライトでしたが、楽しむことができました。 全日空商事 1/200 787-10 JA900A 限定 スナップフィットモデル  

特典航空券を利用してビジネスクラスを予約

ビジネスクラス。いい響きです。最近の僕は1年に1〜2回程度のペースで海外に行っているのですが、基本的に予約するのはエコノミークラス。ビジネスクラス に登場したことは1度しかありません。 今回の目的地は香港で便名はNH859。ANAのウェブサイトで確認すると、21日前まで購入可能なValue Plus を利用しても片道8万円くらいかかるようですね。 決して払えない金額ではないのですが、エコノミークラスの値段が片道3万円程度であることを考えるとちょっと躊躇してしまう金額。なので今回僕はこれまでに貯めたマイルで支払いを行うことにしました。 必要マイル数はシーズンによって異なるのですが僕が利用したのはローシーズンのため片道35,000 マイル。飛行機に乗るたびに少しずつ貯めたり、クレジットカードのポイントを変換することで十分達成可能なポイント数です。ANAのウェブサイトから購入が可能で、燃油サーチャージ等を一人当たり15,000円程度支払えば予約完了です。 概要 | ANA国際線特典航空券 | マイルを使う | ANAマイレージクラブ  

チェックインはWeb からサクッと完了

これはビジネスクラス に限った話ではないのですが、飛行機に乗るのであればWebチェックインが非常におすすめ。PCやスマートフォンからチェックインが可能で、当日空港のカウンターでは大きな荷物を預けるだけでOKです。(手荷物しかない方はカウンターに立ち寄らなくて問題なし)チェックイン待ちの長蛇の列に並ぶ必要はありません。 さらにWebチェックインを行なうとモバイル搭乗券をダウンロードすることができ、スマートフォンとパスポートだけで飛行機に乗ることができてしまいます。iPhone の場合は以下のようなボーディングパスがwallet に追加される形です。

まずはビジネスクラスラウンジに潜入

空港で出国手続きと保安検査を済ませた後、飛行機に乗る前にビジネスクラスラウンジへと向かいました。 ビジネスクラスラウンジはビジネスクラス搭乗者や航空会社の上級会員でなければ基本的に入れない空間。 今回は羽田空港国際線ターミナルの114番ゲート付近にあるANAラウンジを利用させていただきました。受付は以下のように高級感のあるものとなっています。 内部はこんな感じ。午前中の早い時間ということもあり、比較的空いていたようです。解放的な大きなウインドウと快適な椅子、さらに良質な軽食と長時間の国際線のフライトの前に英気を養うには最適な空間ではないでしょうか。  

ビジネスクラス搭乗者は優先的に機内へ乗り込むことができる

ビジネスクラスラウンジを堪能した後はいよいよ本番のビジネスクラスに搭乗。上級会員とビジネスクラス搭乗者には優先搭乗権があり、エコノミー クラスに先んじて機内に乗り込むことができます。 ・・・とはいえビジネスクラスの座席は通路から直接アクセスできますし、収納スペースも十分に確保されているのでそれほどメリットは感じませんでした。エコノミー クラスに乗る上級会員の方には嬉しいサービスなのでしょうね。 なお、エコノミークラスの搭乗開始後もその列に並ぶことなく別ラインから搭乗できるので、そちらの方がメリットは大きいかもしれないですね。  

ANA 787-9 のビジネスクラスはスタッガード配列を採用

今回登場した羽田発香港行きANA NH859便に使用されていた機材はボーイング787-9。2011年に登場した比較的新しい部類の飛行機となります。 そのためビジネスクラスも新しめ。スタッガード配列と呼ばれる構造をしており、全席通路から直接アクセスが可能、180度倒れるフルフラットシートと、現代のビジネスクラスに求められるものをしっかりと備えています。 B787-9(ANA BUSINESS STAGGERED)ビジネスクラス シート詳細 | Service & Info [国際線] | ANA 使用可能なスペースが広い分テーブルも巨大。僕のMacbook Pro 13 インチモデルを置いてみましたが、左右にまだまだ余裕を残しています。iPad を利用してのデュアルディスプレイも可能かもしれません。 これに加えてさらにサイドテーブルも用意されているので、スペースに困ることはまずないでしょう。 フルフラットにして寝てみると、なんだか180度よりもさらに倒れている印象があり、少し起こしたくらいがちょうど良かったです。飛行機は巡航時少し機首を上げていると聞いたことがあるので、その影響かもしれませんね。 僕が最も感銘を受けたのがキャビンの静かさ。もちろん無音というわけにはいかないですが、普通に会話ができるほど静かでした。 787-9 が特別なのかな?と思ったのですが、復路のエコノミー クラスでは普通にうるさかったので、機種によるものではなくビジネスクラス 特有のようです。主たる騒音減であるエンジンよりも前方に位置していることも影響しているかもしれませんね。 総合的に考えて、羽田ー香港の比較的短距離な国際線としてはオーバースペックと言える部類でしょう。  

食事ももちろん豪華!デザートにはピエール・エルメが

ビジネスクラスの機内食はこんな感じ。プラスチックの容器ではなく陶器で提供されていました。(だからなんだと言われればそれまで) どれも機内食とは思えないほど豪華で美味しかったのですが、特に僕が気に入ったのがデザート。有名パティシエであるピエール・エルメ氏が手がけたというデザートは、これまでに食べたどの機内食よりも美味しかったです。  

空港到着後には預け入れ荷物の優先受け取り

非常に快適な空の旅を終え、空港に到着したあともまだまだサービスが受けられます。優先的に機外へ出られることはもちろん、預け入れ荷物を優先で受けとることが可能です。ちょっとわかりにくいですが、キャリーケースについているオレンジ色のプライオリティタグがその証となっています。   総括すると、エコノミー クラスとの差は天地の差。目的地に着いた際の疲労感が全く異なりました。金銭的に許されるのであれば、極力ビジネスクラスを選択したいですね。