Jagur F-TYPE Convertible SVR をタイムズ Service X でレンタル ジャガーのフラッグシップモデルです


Jagur F-TYPE Convertible のスペックをおさらい
前回の記事にも記載しましたが、スペックをおさらいしておきましょう- Jagur F-TYPE Convertible
- エンジン: スーパーチャージャー搭載 5.0 リッターV8 エンジン
- 最高出力: 575 PS
- 最大トルク: 700 Nm
- 最高速度: 314 km/h
- 0-100 km/h 加速: 3.7 秒
- 価格: 20,400,000 円より
- Ferrari 458 Italia
- エンジン: 自然吸気 4.5 リッターV8 エンジン
- 最高出力: 578 PS
- 最大トルク: 540 Nm
- 最高速度: 325 km/h
- 0-100 km/h 加速: 3.4 秒
- 価格: 28,300,000 円より

エンジンの始動音はまるで咆哮のよう
レンタルに伴う手続き完了後、キーを受け取りエンジンスタート。昨今のクルマの例に漏れずプッシュスタート式となっています。

意外や意外運転を始めるとジェントルに
エンジンスタートでこんな調子ではドライブしたらどうのだろう・・・と心配したのですが、走り出すと意外とジェントル。エグゾーストは心地よいレベルに抑えられています。 乗り心地も、突き上げるような感覚もなく僕がカーシェア で利用することの多い国産コンパクトカーより乗り心地は良好でした。助手席の方から不満が噴出する・・・ということは無さそうです。
アクセルを踏み込むと異世界へ
走り出しはジェントルだったJagur F-type SVR ですが、高速道路にてアクセルを踏み込むと世界は一変。これぞスーパーカーという素晴らしい加速を見せてくれます。最大出力570馬力は伊達ではありません。ターボではなくスーパーチャージャー搭載ということもあってか出力はリニアに変動し、右足のアクセルペダルと連動。まるで自然吸気エンジンのような加速を見せてくれました。 そして僕が今回一番驚いたのはスピードが増すほどクルマの挙動が安定してくるということ。通常クルマはスピードが上がるほど不安定になるものなのですが、Jagua F-type SVR についてはその例に当てはまりませんでした。フロントのエアフローやリアの巨大なウイングにより強力なダウンフォースが得られるのかもしれません。他のスーパーカーにも乗ってぜひ比較してみたいところです。
これはスポーツカーというよりGTカーかも
続いてちょっとした峠道を走行してみましたが、こちらでは特に感動することはなし。5.0L エンジンとスーパーチャージャーを搭載したフロントは非常にヘビーで、切り返しの多い峠道では回頭性の低さが目立ちました。自慢の高出力も峠道では存分に発揮することはできず、正直以前レンタルしたロードスターの方が峠道については楽しかったと感じています。マツダロードスターをレンタル MT+オープンの教科書のようなクルマでした僕の感想としては、このクルマは長距離を安全快適高速に走行するためのGTカーという位置づけであり、峠を走って楽しいようなスポーツカーではないということ。サーキットを走ればまた印象は違うのでしょうが、公道においては高速道路を走行しているときがこのクルマが最も輝いていたように感じました。
