Acer がプロ向けワークステーションを発表 ConceptD はなかなかハイスペックでスタイリッシュなモデルに仕上がっているようです

中国のPCメーカー Acer がプロ向けのワークステーションを発表しました。ハイスペックでスタイリッシュに仕上がっています。

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Acer は中国のPCメーカー

Acer というメーカーを耳にしたことがある方はどれくらいいるでしょうか？Acer は中国のPCメーカーで1976年創業という実は老舗のメーカー。日本ではそこまで知名度は高くありませんが、2009年には世界シェア第2位となったこともある世界的なメーカーです。

僕は実は以前Acer のPCを所有してた時期がありました。当時はタブレットが流通する前の時期で、ネットブックと呼ばれる低スペックだが低価格なノートPCが流行していた時期でした。僕は当時あまりお金が無かったので、安価ながらそれなりにスタイリッシュだったAcer に飛びついたのです。(スペックは値段相応だった)

時は流れ、今やネットブックという言葉は歴史上の存在となりつつある2019年。Acer はConcept D というプロ向けのワークステーションを発表しました。僕がイメージする安価で低スペックなAcer とは一線を画する製品となっているようです。

エイサー (企業) – Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/エイサー(企業)

ConceptD のスペックを確認

ConceptD はAcer のハイスペックブランドの総称となっている模様。Concept D のなかにも様々なスペックのモデルが存在しています。その中でも、最もハイスペックとされるConceptD 900 の最高スペックを確認してみましょう

CPU：Intel Xeon Gold 6148 40コア 80スレッド
メモリ：192GB ECC対応
GPU：NVIDIA Quadro RTX 6000
ストレージ：M.2 PCIe slot x 2

なんとも文句のつけようがないスペックとなっていますね。個人レベルであればこのレベルのスペックを使いこなすことはほとんど不可能でしょう。値段もとんでもない事になりそうですね。

さすがにそこまでのスペックは必要ない・・・という方には、ConceptD 500 というモデルも用意されています。最高スペックは以下の通り

CPU：Intel Core i9-9900K 8コア 16スレッド
メモリ：64GB
GPU：NVIDIA Quadro RTX 4000
ストレージ：M.2 PCIe slot x 2

個人スペックであればこちらで十分といった印象。シャーシ上部が木目調になっていたり、騒音が40dB に抑えられているなど、一般的な部屋での利用が想定されているのも好印象。僕がもし購入するならこちらのモデルになるでしょう。(購入するとは言っていない)

Acer Announces ConceptD, a Full Product Portfolio Designed for Creators

https://news.acer.com/acer-announces-conceptd-a-full-product-portfolio-designed-for-creators

ハイスペックPC の需要が高まりつつある？

実は近年、ハイスペックPCをメーカーが直接販売するという事例が相次いでいます。少し前まではBTOでハイスペックパーツを選んだり、自作をしたり、反対にIBM のPower CPUを搭載したLinux マシンを選択したりといったことが多かったのですが、近年はIntel のハイスペックCPU を搭載したメーカー純正マシンが増えているのです。

Mac のハイスペックPC として君臨するのはiMac Pro。最高構成では以下のスペックとなります。