かねがね噂されていたレクサスのミニバンがついに発表となりました。どのようなクルマに仕上がっているのでしょうか?
AUTOart 1/18 レクサス LC500 ブラック インテリア・カラー:タン 完成品
LM 300h は上海モーターショーにて発表
噂されていたレクサスのミニバンがついに発表となりました。モデル名はLM 300h。これまでのレクサスの命名規則に従うと、下記のようなモデルであると考えることができます。
- L: レクサス最上級のラグジュアリーカー
- M: 初登場。今後レクサスのミニバンを意味するアルファベットとなりそう
- 300h: ハイブリッド搭載で3.0L 相当のエンジン出力
発表の場となったのは上海モーターショー。1985年から開催されているモータショーで歴史がありますが、近年の中国市場の成長を背景に非常に存在感を強めています。年々存在感を薄めている東京モーターショーとは対象的な存在です。
上海モーターショー – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/上海モーターショー
エクステリアはほとんどアルファード
まずはエクステリアからチェック。フロントビューから確認していきましょう。
フロントに配置されているのはレクサスの象徴スピンドルグリル。レクサス車に統一する印象を持たせるために2012年から導入され始めたデザインで、現行のすべてのレクサス車のフロントに配置されています。
レクサス車であることが明確に分かる部分は実はこれだけ。サイドビューに注目してみるとトヨタのアルファードと瓜二つです。違いとしてはシルバーのガーニッシュが追加されているくらい。兄弟車になるのは間違いないと予想していましたが、ここまで酷似するとは考えていませんでした。
リアはテールランプの形状が変更となっていますが、基本的にはアルファードと同様。レクサスのエンブレムやモデル名がなければレクサス車であることを認識することは難しいでしょう。
インテリアは超豪華仕様
アルファードと大差ないエクステリアに対して、インテリアは大幅にアップデート。レクサス車にふさわしい高級感を身に着けているようです。
内容で最も目を引くのが運転席と後部座席を隔てるモニターとガラス。モニターはクルマに搭載されるものとしては最大級のものですし、上部のガラスもボタン一つで不透明にすることが可能なようです。完全なるショーファードリブンのクルマに仕上がっていますね。
シートも広大な社内を存分に利用しながらも2席のみが存在。シートは当然オットマン付きで、フルリクライニングも可能でしょう。快適に移動するためのクルマとしてはロールス・ロイスすら上回るかもしれません。
今回の発表は中国国内向けのみで、日本市場での発売は未定。ですが、現在も多くのアルファードが要人輸送に利用されていることを考えると、需要があることは確実。発売開始はそう遠くはないでしょう。