トヨタの高級車ブランドレクサスがなんとミニバンの発売を模索しているようです。もし発売されるとしたら、どのようなクルマになるのでしょうか?

京商 1/18 SAMURAI トヨタ アルファード ホワイトパール
レクサスがミニバンの発売を画策中
ミニバンというと皆さんどのようなクルマをイメージするでしょうか?僕は以下のようなイメージをもっていますが、皆さんもそれほど変わらないと思います。
- 広い
- 3列シート
- 7〜8人乗り
- スライドドア
- 価格は300万円前後
誤解を恐れずに言えば、一家族が全員乗ることができる庶民的なクルマ。というのがミニバンのイメージではないでしょうか?
一方、レクサスはトヨタが展開する高級車ブランド。価格は500万円以上〜というモデルがほとんどで、最上級車種では2,000万円以上のプライスがつけられていることも珍しくありません。
そんな一見交わることがなさそうなミニバンとレクサス。ところが、レクサスは近々ミニバンを発表しようとしているようなのです。
ミニバン – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ミニバン

トヨタのミニバンの最高峰はアルファード/ヴェルファイア
レクサスがミニバンを発売するとした場合、全くのゼロから開発することは考えにくいです。おそらく、トヨタのミニバンをベースに各部をグレードアップし、レクサスブランドとして発売することになるでしょう。
トヨタのミニバンの最高峰として君臨しているのは、「アルファード」と「ヴェルファイア」。この2車種は名称こそ異なりますが、車両としての骨格はほとんど同じの兄弟車種となっています。
この2車種はミニバンとしてはかなり高級な部類に該当。最も安価なベースグレードでも330万円以上ですし、最上級のエグゼクティブラウンジとなると730万円以上となります。高級ブランドレクサスのベース車両とするのも問題ないポテンシャルを持っていると言えるでしょう。
トヨタ アルファード | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタのミニバンは海外では高級車
とはいえ、高級なミニバンに需要はあるのでしょうか?レクサスブランドとしての高級感を身につけることはもちろん重要ですが、顧客からの需要がなければ商売としては成り立ちません。レクサスに勝算はあるのでしょうか。
実は海外に目を向けてみると、トヨタのミニバンは上流階級が好んで利用する高級車種です。上流階級が多く住む香港ではロールス・ロイスやベントレーといった高級セダンと肩を並べて、アルファードやヴェルファイアが駐車していることがよくあります。
ミニバンは車内空間が広く快適な室内を演出することができるため、ロールス・ロイスやベントレーよりも好む層もいるようです。信頼のトヨタブランドで故障が少ないことも評価を高めているようですね。
当然トヨタやレクサスもそれを認識しているはずで、レクサスブランドとしてミニバンを発売することがさらなる成功につながると考えているのでしょう。
レクサスのミニバンは海外では成功することは間違いないでしょうが、日本国内ではどうなるかは分かりません。所帯じみたイメージを払拭し、トヨタブランドのアルファードやヴェルファイアとの差別化を図ることができるかがポイントとなりそうです。