Beats by Dre が完全ワイヤレスイヤホン「Powerbeats Pro」を発売へ Appleの「AirPods」の兄弟機種となっているようです

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完全ワイヤレスイヤホンに新たな選択肢が登場しました。Beats by Dre のPowerbeats Pro に注目です。


Beats Solo3 Wirelessオンイヤーヘッドフォン – ゴールド

 

Beats by Dre はApple 傘下のブランド

Beats by Dre はもともとアメリカ、カリフォルニア州で創業した企業の名称。創業は2008年で、世界的に有名なラッパーである「Andre Romel Young a.k.a. Dr. Dre」が創設に関わったことから、「by Dre」という名称がつけられています。

創業当初から有名だった製品はヘッドフォン。低音を強調した音質は良好で、業界では有名だったようです。またデザインも秀逸で、黒色がほとんどだったヘッドフォンに業界にカラーバリエーションをもたらしました。ファッションとしてヘッドフォンが取り入れられるようになったのも、この頃からだったような気がします。

順調に企業として成長していたBeats by Dre は2014年にApple によって買収。買収額はおよそ3,000億円ともいわれています。Apple 買収後もBeats by Dre はブランドとして継続していて、毎年新製品を発表していました。そして今回新発売となるのが「Powerbeats Pro」となります。

Beats by Dr. Dre (日本)

https://www.beatsbydre.com/jp

 

Powerbeats Pro はカナル型の完全ワイヤレスイヤホン

新発売となったPowerbeats Pro の特徴をチェックしていきましょう。

まず最大の特徴は、Beats 初の完全ワイヤレスイヤホンであること。両耳のイヤホンをつなぐケーブルは存在せず、それぞれが独立しています。Apple のAirPods と同様ですね。

反対にAirPods と大きく異なるのはカナル型イヤホンであること。イヤーパッドがゴム製となっていて、耳の中にはめ込むような形で装着するイヤホンです。

カナル型の場合、AirPods のようなインナーイヤー型よりも外部の音の遮音性に優れ、音楽を高音質で視聴しやすいという特徴があります。完全ワイヤレスイヤホンでもより高音質で視聴したい方には有力な選択肢が現れたと言っていいでしょう。

一方、耳の中にはめ込むような形になるため、長時間使用する場合は耳が痛くなる可能性あり。そんな場合はインナーイヤー型イヤホンや、耳をすっぽりと覆うヘッドフォンを使用したほうがいいかもしれません。

Powerbeats Pro – Beats by Dre

https://www.beatsbydre.com/jp/earphones/powerbeats-pro

 

Powerbeats Pro はAirPods と同様の使いやすさを持つ

Beats by Dre ブランドでの製品ですが実質的にはApple が開発したもの。そのため、先日発表となった新型AirPods と同様の機能を有しています。

内部チップにはApple オリジナルの「H1 チップ」を搭載。新型「AirPods」と同様です。これによりiPhone や Mac 等のApple 製品との連携は抜群。ペアリングはiPhone に近づけるだけで完了しますし、Hey Siri も利用可能です。

実質的にAirPods の見た目のバリエーションが増えたと考えてもいいのかもしれません。耳から白いイヤホンが垂れるAirPods の見た目が気になる方も多いようなので、Powerbeats Pro は有力な代替案となるでしょう。

AirPods – Apple(日本)

https://www.apple.com/jp/airpods/

 

僕はカナル型のイヤホンが得意ではないので、引き続きAirPods を利用していく予定。ですが選択肢が増えるのは素晴らしいことだと思います。