新型BMW X5 が日本でも販売開始となりました。ボディはより大型化し、先進安全装備が満載となっているようです。
BMW特注 1/43 BMW X5 xDrive (アルピンホワイト) E70
XシリーズはBMWが展開するSUVラインナップ
BMW といえばドイツを代表する高級車メーカーですが、XシリーズはそのBMW が展開するSUVシリーズ。その歴史は長く、初めて発売されたのは1999年で車種はBMW X5 でした。
BMW X5 が誕生したきっかけは、BMWがイギリスのローバー・グループを買収したこと。「MINI」で有名なローバー・グループは同時にSUVブランドとして有名な「ランドローバー」を所有しており、その技術を転用してBMW X5 として販売したようです。(その後紆余曲折を経て、「ランドローバー」は現在インドのタタ・モーターズが所有)
当時珍しかった高級自動車メーカーのSUVは大ヒット。その後BMW のXシリーズは増加の一途をたどり、現在は X1 〜 X6 までがラインナップされるまでになっています。
BMW X MODEL LINEUP
BMW X5 がフルモデルチェンジ
これほどでに増殖したBMW のSUV シリーズですが、シリーズの元祖とも言えるBMW X5 に対してフルモデルチェンジが行われました。
ボティサイズは下記の通りで、全幅2mオーバーというとんでもない巨体に仕上がっています。
- 全長:4,935 mm
- 全幅:2,005 mm
- 全高:1,770 mm
エンジンには直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。BMW が得意とする直列6気筒が搭載されるのは嬉しいところ。出力とトルク, 燃費は以下の通りです。
- 出力:265 馬力 @ 4,000 rpm
- トルク:620 Nm @ 2,000 – 2,500 rpm
- 燃費:14,4 km/L @ JC08モード
出力はまずまずですがトルクは相当太くなっています。X5ほどの巨体であっても太いトルクでグイグイ引っ張ってくれるでしょう。このサイズのクルマにしては燃費も相当いいようですね。
New BMW X5
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X5/2018/bmw-x5-at-a-glance.html
先進安全装備を搭載して価格は920万円から
BMWの最新のモデルということもあり、安全装備も充実しています。機能の名称は横文字ばかりで長ったらしいので、機能概要を記載。
- 先行車との間隔を維持しながら走行
- 車線の中央を走行するよう、アクセル, ブレーキ, ステアリングを制御
- 隣の車線のクルマが自車に気づかず車線変更してきた場合、ステアリングを操作し回避
- 車線からクルマがはみ出しそうな場合、ステアリングを振動させて伝達
- 車線変更時に死角に車がいる場合、ドライバーに伝達
- 後続車の接近を検知し、ハザードランプを点滅
- 死角の歩行者を検知し、ドライバーに伝達
- 前車に追突する可能性がある場合、警告を発し自動ブレーキを動作
「もはや自動運転が可能なのではないか」というレベルの先進安全装備が搭載されているようです。すべての機能を覚えるのも一苦労ですね。
価格は920万円から。オプションを装備すると1,000万円オーバーは間違いなさそうです。
初代のBMW X5 が600万円台から購入できたことを考えると大きな値上がり。ですが、数々の先進安全装備の開発費を考えると仕方がないことなのかもしれませんね。