ベントレーが「ベンテイガ・スピード」を発表。最高時速305km/hの「世界最速タイ」のSUVとなるようです。
ベントレー ベンテイガ SUV 2016 ミニカー 1/18 KYOSHO BENTLEY BENTAYGA SUV 2016 ONYX BLACK MET 08921NX
ベンテイガはベントレーの超高級SUV
ベンテイガはイギリスの自動車メーカー ベントレーが製造販売する超高級SUV。2015年の販売開始以降、世界的なSUVに乗り順調に販売台数を増やしているようです。同国のロールス・ロイスも後を追うように超高級SUVカリナンを発売したことを考えると、ベントレーが超高級SUV市場を開拓したとも言えますね。
エンジンにはベントレーが最高級車種によく搭載する6.0L W12気筒 ツインターボエンジンを搭載。608馬力を発生するモンスターエンジンに引っ張られ、2tオーバーの巨体は4.1秒で100km/hまで加速。ベースモデルでも十分に俊足なSUVになっています。

「ベンテイガ・スピード」は「ランボルギーニ ウルス」と同等の加速を誇る
今回発表された「ベンテイガ・スピード」は既存のベンテイガをベースに馬力を向上。608馬力が630馬力となりました。たかが22馬力されど22馬力0-100km/h加速は0.2秒短縮され3.9秒となっています。
さらに大きなトピックは最高速度が305km/hに達したこと。これはランボルギーニのSUVウルスと同等の数字。これまでウルスが持っていた世界最速SUVという称号を共有することになりそうです。(マイル換算だとベンテイガの方がほんの少し速いらしい)

ランボルギーニの逆襲はあるか
これまで世界最速SUVの座を保持していたランボルギーニ。当然この状況を黙って見過ごすことはないでしょう。ウルスは2018年に登場したばかりの最新車ですが、遅くとも2022年までにはパワーアップモデルが登場するのではないかと考えています。(アヴェンタドールSやウラカンEVOの例を見ると、ランボルギーニは3~4年でモデルチェンジを行っている様子)
現状ウルスは4.0L V8ツインターボエンジンを搭載しますがベンテイガよりも高い650馬力を発生。さらに最高速を向上させるとなればさらなるパワーアップは必須でしょう。ランボルギーニのライバルであるフェラーリの488GTBは同じ4.0L V8ツインターボエンジンで670馬力を発生させているので、決して不可能ではないはずです。

加速する超高級SUVの性能競争。この競争に勝ち抜き勝者となるのはどのメーカーなのでしょうか?