中国のスマートフォンメーカー Xiaomi が折りたたみスマートフォンのプロトタイプ動画を公開中。実際に動いているところを見ると技術の進歩を感じます。
Xiaomi mi mix 3 RAM 6GB + ROM 128GB Snapdragon 845 MIUI10 ワイヤレス給電器(Qi)標準付与 スライド式スマートフォン 本体 ブラック (グローバル版/日本語対応・Googleアプリ対応)
Xiaomi は特長的なスマートフォンを発売中
Xiaomi は中国 北京 に本社を置くスマートフォンメーカー。2010年という比較的最近の創業ながら、創業から4年後の2014年には中国でスマートフォンシェアNo.1となり、世界的に見てもSamsung, Apple に次ぐ第3位の大手スマートフォンメーカーとなっています。
ラインナップはなかなか個性的。Redmi Go という非常に安価でおよそ8,400円のモデルから、6.9インチの大画面を備えたおよそ3.4万円のMi Max 3。顔認証技術を搭載したフラグシップモデルである10万円近いのMi MIx 3など、バリエーション豊かなラインナップとなっています。
動画では折りたたみスマートフォンを社長自ら操作
そんなXiaomi が投稿した動画にはなんと有機EL画面が折りたたみ可能となっているスマートフォンが。各社開発を進めていると噂の折りたたみスマートフォンですが、このように実際に動作する様子を収めた映像は珍しいのではないでしょうか?
動画の前半はタブレットのように展開した大画面で操作を行い、後半では折りたたんでスマートフォンのように使用する様子が確認できます。スマートフォンとしての動作中に背面部分の有機ELがOFFになっていないなどソフトウェア面での改善の余地がありそうですが、ハードウェアとしては開発が順調に進んでいることを感じさせますね。
折りたたみスマートフォンは各社開発中
折りたたみスマートフォンを次期フラグシップモデルとすべく、各社開発を急いでいる状況。少なくとも、Samsung, LG, Oppo, Motorla 辺りが開発を進めていると言われています。
折りたたみスマートフォン実現の要となるのは有機EL画面の折り曲げ耐性であるため、自社でディスプレイ製造が可能なSamsung, LG が優位なのではないかと僕は考えています。

残念ながらXiaomi のスマートフォンは日本に正規輸入されておらず、インポーターに頼るか海外のネット通販を使うかしかありません。折りたたみ式スマートフォン実現の折には、ぜひとも日本に正規輸入してほしいですね。