次期iPhone についての噂やリーク情報をまとめたコンセプト動画が公開に。正確性は不明ですが、色々想像するにはいいのかもしれません。
Apple Lightning – 3.5mm イヤホン・ヘッドフォンジャックアダプタ/ MMX62J/A
トリプルカメラを搭載?
次期iPhoneで採用されるであろう技術として最も噂されているのは、最上位モデへのトリプルカメラの搭載。現在販売されているiPhone XS, iPhone XS MAX はともにデュアルカメラを搭載しているのですが、さらにカメラが1つ追加されるのではないかと噂されているのですね。
カメラを増やしたい理由は、それぞれ得意な領域が異なるカメラ(レンズ)を搭載することでお互いの欠点を補うため。近年の画像処理技術とスマートフォンの性能はすばらしいものがあるため、複数のカメラで撮影した画像を組み合わせることで高性能カメラと同レベルの画像を得ることが可能になっています。
実はAndroid業界ではトリプルカメラ搭載スマートフォンはすでに発売済み。今から1年ほど前から販売されているHUAWEI P20 Pro はトリプルカメラを搭載していますし、Nokiaはペンタカメラ(5個)を搭載するスマートフォンを開発中とも言われています。すでに実用化されている技術のため、この噂の信憑性は高そうですね。

画面埋め込み式指紋センサーを搭載?
これはなかなか眉唾な情報。iPhoneには以前Touch ID という指紋認証システムが搭載されていましたが、iPhoneが全画面化された際にFace ID という顔認証システムに置き換わりました。そのTouch ID が画面埋め込み式になって復活するのではないかと噂されています。
僕がこの情報の信憑性が低いと思う理由は、この技術の量産にどのメーカーも苦労しているから。HUAWEI Mate RS, Vito X20 Plus UD あたりは画面で指紋認証が可能なのですが、どちらも20万円を超える超高価モデル。出荷台数が少なければ製造時の歩留まりが低くても問題は少ないのかもしれませんが、iPhoneのように大量生産が必要となると話は別です。Appleは技術が熟成するまではこの機能を搭載しないというのが僕の予想です。

USB Type-C を搭載?
動画内では紹介されていませんが、充電端子が変更されるのではないかという噂もよく立っています。現在iPhoneが採用しているのはLightningというApple独自の端子。これを業界標準であるUSB Type-C に変更する可能性があるのです。
僕はその可能性は十分にあると考えています。一つはUSB Type-C はLightning と同等以上の通信, 充電性能を持つこと。そしてもう一つは昨年発売されたiPad Pro がLightning からUSB Type-C に変更になったっことです。これまで頑なにLightning を貫いてきたApple がiPad で方針を転換したことで、それがiPhone にも適用される可能性は十分あるでしょう。

おそらく次期iPhone は2019年の9月ごろ発表。僕のiPhone SE も買い替えの次期が近いので、リーク情報には注目したいと思います。