メルセデス・ベンツが誇るオフローダー Gクラスは深い水たまりの走行も大丈夫なようです。動画がYouTubeで公開されています。
メルセデス・ベンツ Gクラスは特異な存在
メルセデス・ベンツは言わずとしれたドイツの高級自動車メーカーですが、その中でもGクラスは特別な存在。1979年に登場した初期型から外観はほとんど変化がなく、今もなお当時のプロポーションを維持することでブランドを確立したモデルです。
2018年には新型Gクラスが登場しましたがそちらも当然キープコンセプト。内装には現代的な快適装備が取り付けられていますが、外観は無骨なオフローダーに仕上がっています。そんなGクラスで実際に舗装されていないオフロードを走行する様子がYouTubeにアップロードされています。

水の中でも問題なく走行可能
動画では70cmの水深がある深い水たまりにGクラスがダイブ。メルセデス・ベンツのエンブレム付近まで水が迫っていてエンジンが浸水しないか気になるところですが、どうやら大丈夫なようですね。
Gクラスをドライブしているのは華奢に見える女性なのですが、運転に大きな問題はない様子。速度は10km/hとのことですが水中ではなかなかの迫力です。(とはいえ僕には1,000万円オーバーのクルマを水没させる勇気はない)
水中走行後はブレーキに注意
無事に水たまりセクションを抜けてもまだ注意が必要。水中走行後はブレーキが濡れているため、いつも通りにブレーキが効かない可能性があります。
ほとんどのクルマは回転しているブレーキローターにブレーキパッドを押し付けることによる摩擦の力でブレーキをかけるのですが、ローターとパッドの間に水が入り込むととその摩擦力が減少してしまうのですね。
しばらく走行して水が乾けば問題なくなるようですが、水中を走行する予定がある方は注意してください。

オフロードの運転スキルを身につけておくといざというときに役立ちそう。チャンスがあればチャレンジしてみたいですね。