ランボルギーニがウラカンのマイナーチェンジ版であるウラカンEVOを発表しました。EVOと名付けるだけあってかなりの進化を遂げているようです。
ウラカンは2014年に販売開始
ランボルギーニ・ウラカンは2014年から販売されているスーパーカー。同じくランボルギーニが販売しているアヴェンタドールの弟分として位置づけられているクルマです。
弟分といえどその性能は驚異的。ミッドシップに搭載されたV10自然吸気エンジンは610馬力を発生。そのパワーはランボルギーニお得意の 4WDシステムで路面に伝えられ、100km/hまで加速するのにかかる時間は3.2秒。最高速度は325km/hを誇ります。
当然価格も驚異的で最低でも2,500万円の用意が必要です。(とはいえアヴェンタドールの半額程度なので、かなり台数は出ているらしい)
そんなウラカンがマイナーチェンジを行い、ウラカンEVOとなりました。
ウラカンEVOの加速はフェラーリ488GGTBを上回る
ウラカン登場5年目のマイナーチェンジ。EVOとついているだけあってかなりの進化を遂げています。
エンジンはV10自然吸気と変わりませんが出力が610馬力から640馬力にアップ。それに伴って0-100km/h加速にかかる時間が3.2秒から2.9秒に縮まっています。これはライバルであるフェラーリ488GTBを上回る数字です。
0-100km/h加速が2秒台というと、ひと昔前はハイパーカーか電気自動車でなければ体験できなかった世界。ハイブリッドでもなくターボも積んでいない自然給気エンジンが達成するのは驚異的とも言えるでしょう。

加速性能以外にもさまざまな進化が
もちろん加速性能以外も進化を遂げています。注目ポイントをピックアップしてみました。
- 後輪操舵とトルクベクタリングを搭載
- 前後左右方向の加速度とリンクする磁性流体サスペンションを搭載
- 最大ダウンフォース量と空力効率が最大5倍
- Apple CarPlay 対応
5年という月日が技術を進化させたことが実感できますね。

価格はおよそ3,000万円〜とのこと。これだけの性能を与えられたクルマであることを考えると、意外とコスパがいいのかもしれません。