2018年は数々の印象的なクルマが登場しました。世界的に有名なコースであるニュルブルクリンク北コースのランキングも大きく更新されています。
ニュルブルクリンク北コースとは?
ドイツ ニュルンベルグにあるサーキット、ニュルブルクリンク。そのノルドシェライフェ(北コース)は世界的に有名です。
1周およそ21km、標高差300m、170以上のコーナーを誇る常設コースは世界を探してもおそらくここだけ。ヘアピンコーナー時の超低速から300km/hオーバーの超高速まで、クルマのあらゆる側面が試される非常に厳しいサーキットです。(僕もゲームでアタックするが、だいたいクラッシュする)
ニュルブルクリンク北コースで最速ラップを記録することは総合力で最も優れたクルマと証明することと同義。そのため近年は各社がニュルブルクリンクを借り切ってタイムアタックを行い、その証明として動画をYouTubeにアップロードするという流れになっています。

3位 6:47:30 Porsche 911 GT2 RS
ポルシェのフラッグシップモデルが満を持して登場。エンジンは水平対向6気筒エンジンをターボで武装した700馬力を誇りますが、驚くべきことに駆動方式は4WDではなくRR(リアエンジン・リアドライブ)。この駆動方式でこれだけのタイムを出せるのは間違いなくポルシェだけでしょう。
2位 6:45:90 NextEV Nio EP9
中国の電気自動車メーカーが登場。NextEVは電気自動車のF1と呼ばれるFormula E に参戦しているなど目下売り出し中のメーカーです。搭載する電気モーターの最高出力は1360馬力を記録。前述のポルシェのおよそ2倍です。(それでも2秒しか差がつかないのがクルマの面白いところ)
1位 6:44:97 Lamborghini Aventador SVJ
1位にはランボルギーニが君臨中。ただでさえ速いアヴェンタドールをさらに強化したSVJが現在のNo.1です。ミッドシップに搭載されるV12 NA エンジンは770馬力にまで強化され、ランボルギーニが得意な4WDシステムやアクティブエアロシステムがそれを支えています。
加速競争ではテスラをはじめとする電気自動車が席巻していますが、ニュルブルクリンクのようなクルマの総合力が問われるステージでは元来の自動車メーカーに一日の長があるようです。2019年も僕達を驚かせるクルマが登場してほしいですね。