一昔前までSUVといえば、悪路走破性には優れているが加速はいまいちというイメージでした。ですがここ数年で状況は一変し、もはや最も優れたクルマと言えるまでに成長しているようです。
現代は空前のSUVブーム
ランボルギーニが同社2台目のSUVであるウルスを発売し、フェラーリもSUVの開発を進めているなど、現代は空前のSUVブーム。そのため各社の競争も激しくなってきていて、まさに戦国時代とも言える様相を呈しています。
SUVの魅力はやはり利便性とデザイン性。車両サイズが比較的大きく5ドアのクルマがほとんで、5人くらいまでの人を載せたり、スノーボードを載せたりするのにちょうどいいサイズです。屋根の上にキャリア搭載し、スキー板をとりつけても違和感なくまとまるのもいいですね。
車高が高い事で少々の悪路であれば走破できますし、車体の形状次第ではスタイリッシュにまとめることもできます。まさにいいとこ取りのクルマと言えるでしょう。

SUV界の俊足達が集まる
SUVの人気が高まるにつれて、加速性能についても言及されることが増えてきました。
元来のSUVは悪路走破性が最も重要な走行性能だったのですが、ユーザが一般道や高速道路で利用することが増え、加速性能をアピールするチャンスが増しているのです。
今回集まったのは俊足自慢のSUV達。価格もとんでもないですが、馬力もとんでもないことになっています。(一般的には200PSあれば十分早く感じる)
名称 | メーカー | 参考価格 | 馬力 |
---|---|---|---|
モデルX P100D | テスラ | 1,800万円 | 762 PS |
ウルス | ランボルギーニ | 2,600万円 | 650 PS |
G63 | メルセデスAMG | 2,300万円 | 577 PS |
レンジローバスポーツSVR | ランドローバー | 1,500万円 | 575 PS |

1/4マイルで加速勝負
動画は1/4マイル(およそ400m)での停止状態からの加速勝負。いわゆるゼロヨンです。
重たそうなSUV達が驚くべき加速を見せてくれます。
昨今のSUVのデザイン,性能の進化には目を見張るものがありますね。僕もその魅力に取り憑かれつつあり、次に購入するクルマはいつのまにかSUVになっているかもしれません。