レクサスUXが販売開始 現時点でコスパ最強とも言えるクルマです

クルマ

11/27から販売を開始したレクサスUX。圧倒的なコストパフォーマンスで、今普段使いのプレミアカーが必要な方にはベストバイと言えるクルマです。

390万円〜の衝撃プライス

やはり最初に触れなければいけないのは、390万円〜というレクサスとしては極めて破格のプライス。レクサスはトヨタが展開する高級車ブランドであり、販売車種の平均をとると700〜800万円(オプションなし)となります。
そのレクサスが最安グレードとはいえ300万円代から購入可能なのは衝撃的で、レクサスのブランドが落ちるのではないかと心配になるほどです。
ただその辺りはレクサスも考えていると思われ、レクサスは以前より、値引きをほとんどしないという販売方針をとっています。ベンツやBMWは決算前になると驚くような値引き額が出たりする(それだけ販売数のノルマが厳しい)のですが、レクサスはそのようなことはほとんど聞かず、そのため中古車市場では比較的高値を保っています。
ブランド維持にそれだけ気を使うレクサスですから、今回のレクサスUXもブランド価値を極力落とさず、若年層へアピールするクルマとして戦略的に位置付けているのでしょう。

レクサス最安クラスとは思えないクオリティ

価格の話はこれくらいにしてクルマを見ていきたいと思います。
レクサスUXはトヨタCH-RをベースとしたSUVテイストのクルマ。レクサスとしては比較的小型のため、アーバンユースとしても重宝されそうです。
エンジンは2.0LNAとハイブリットを用意。馬力はNAエンジンがすぐれる一方、ハイブリッドは燃費が優れる点と4WDが選択可能なのが悩みどころです。
エクステリアはレクサスの象徴スピンドルグリルを中心とした、エッジが効いて攻撃的な印象。ルーフキャリアを乗せてアウトドア仕様にしても似合いそうです。
インテリアはオプション選択によってかなり印象が変わりましが、最高級の「」は流石の仕上がり。これぞ高級車という雰囲気を醸し出してくれています。
総合的に、レクサス最安クラスとは思えないほどのクオリティを持っていると言えるでしょう。

とりあえずWebで見積もりしてみた

最近のクルマはWebで見積もりが可能なことが多いですが、レクサスUXも例に漏れず可能。ということで、完全なる僕の好みでシミュレーションしてみました。
かなり豪快にオプションを盛ったつもりだったのですが、600万円以内に収まりました。標準装備が多く、個々のオプションもそこまで高くないことが要因ですね。
(ポルシェだとオプションだけで300万円以上になってしまった)

僕が今普段使いのクルマが必要だったら、間違いなく購入するでしょう。それほど評価しています。
ベンツやBMW、アウディにとっては相当手強いライバルが出現したと考えて良さそうですね。