Googleは意外と失敗している? 印象に残っているサービスを紹介します

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言わずと知れた世界最大の検索エンジンを提供するGoogle。誰もが羨む成功を遂げている世界的大企業ですが、先進的なビジネスに挑戦するが故の失敗も多々ありました。

意外にもGoogleの事業には失敗が多い

Googleは検索エンジンと広告ビジネスで大成功を収めていますが、様々な分野に投資するが故に失敗したビジネス,サービスも多数ありました。
インターネット上にはGoogleの失敗したビジネスの墓場があり、ユーザーによって献花が行われています。
The Google Graveyard – Slate.com
Google Glass 用のスペースがすでに取られているところにユーモアを感じますね。
このサイト自体は更新が停止されていますが、僕の印象に残っているサービスを紹介したいと思います。

Google +

先日2019年8月をもって終了が報じられたSNSサービス。
サービス開始当初は実名でのサービス登録が義務化されていて、Facebookとほとんど同じようなサービスを提供していました。
開始当初は有名人を起用した広告も多く見られGoogleとしても相当力を入れていたと思うのですが・・・2011年のサービス開始から8年での終了となりました。
終了の理由はGoogle曰く「あまり使われていないから」。Facebookからのユーザーの取り込みに失敗したということなのでしょうね。
当初はビジネスパーソン向けにサービスを展開しようとしていた印象があり、それが一般ユーザーからは「お堅いサービス」と敬遠されたのかもしれません。

Google Glass

Googleの墓場にスペースが確保されているGoogle GlassはGoogleが開発したメガネ型のウェアラブルデバイス。
最新式のものでは右目側に透過型ディスプレイが設置されていて、視界を遮ることなく情報を得られる形状になっています。(名探偵コナンの高機能メガネのようなイメージ)
2013年には開発者向けに販売が開始され、ウェアラブル時代の象徴的存在でした。(後発メーカーもそれなりにあった印象)
その後プライバシーの問題で非難されたり、ウェアラブルデバイス市場が腕時計型にシフトしたこともあり、2018年現在でも一般向けには発売されていません。
Googleが開発を取りやめたわけではないのでしょうが、発表当初の盛り上がりを考えると、墓場に片足を突っ込んでいるように感じてしまいますね。
なお、開発者向けのGoogle Glass はAmazon でも購入可能です。OSは一般的なAndroid のようですので、ソフトウェア開発が趣味の方は購入もアリですね。

Google が様々な事業に挑戦し失敗できるのも、検索,広告ビジネスという柱がしっかりしているから。
ビジネスにおいて最初の事業で一発当てることは、非常に重要だと感じました。