地球から最も遠いクルマ? テスラ ロードスター

エンジニアリング

電気自動車専門メーカー テスラは、同社初の製品としてテスラ ロードスターを発売しました。
2020年には新型の登場も予告されていますが、実はテスラ ロードスターの内の1台はとんでもないところをドライブしています。

テスラが手がけるスーパーカー

テスラ ロードスターはアメリカの自動車メーカー テスラが2008年より販売するスーパーカー。テスラが販売するということで、ロードスターももちろん電気自動車です。
2020年に発売予定の新型はかなり強烈。電気自動車の最大の魅力である加速はもちろん一級品で、0-100 km/h 加速は驚愕の2.1秒。さらに最高速は400 km/h と、もはや最速の市販車ブガッティシロンに迫る勢いです。
電気自動車としての性能も一級品。航続距離は1,000 km を超え、ガソリン車満タン状態よりも長い距離を走ることができます。
価格は2,000万円以上。一見高価ですが前述のブガッティシロンが3億円オーバーであることを考えると、実は非常にコストパフォーマンスに優れているのかもしれません。
Roadstar – Tesla

ロケットに乗って宇宙へ

常識を打ち破るクルマを次々と発表しているテスラのCEO イーロン・マスク氏ですが、彼の発想はそんなものでは収まりません。
なんとこのテスラ ロードスター 、ロケットに搭載して打ち上げられ宇宙空間をドライブしています。
イーロン・マスク氏が同じくCEOを務めるスペースX社は民間ながらロケットを開発し宇宙を目指す企業。そのロケットに搭載され、テスラ ロードスター は宇宙への旅立ちました。

人工惑星として太陽を周回中

現在テスラ ロードスターは太陽を周回する楕円軌道に投入され、火星の裏側まで到達している模様。運転席には「スターマン」が座り、「スペースオデッセイ」流れるクルマをドライブしています。まさに人工惑星です。
地球付近をドライブする映像を見ると、CGかと思うほどの非現実的な映像となっていますね。

テスラ ロードスターが地球に再接近するのは2091年になる見込み。その頃はイーロン・マスク博物館が作られているのでしょうか?(僕はこの世にはいないと思う)