自動運転はここまで来ている 誰でも購入,運転可能です

クルマ

よく耳にする自動運転というワード。まだまだ研究段階の未来の技術という印象を抱きがちですが、実はすでに購入できるクルマに搭載されてきています。
YouTubeには実際に購入したユーザーの動画が投稿されていて、自動運転の現在地を知ることが可能です。

自動運転の定義は?

最終的な目標は「完全自動運転」ですが、そこに至るにはまだまだ時間がかかると言われています。
そのため自動運転はレベル別に分類され、各社次のレベルへいち早く到達できるよう技術開発を行なっている段階です。

  • Level0 : ドライバーがすべてを操作
  • Level1 : システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
  • Level2 : システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
  • Level3 : 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
  • Level4 : 特定の場所でシステムが全てを操作
  • Level5 : 場所の限定なくシステムが全てを操作

Level5がいわゆる「完全自動運転」。人間の手を離れてシステムが全てを判断し運転を行う状態です。
現段階で販売されているクルマに搭載されている技術はあくまで「運転支援」。運転を行うのはドライバーであり、システムはその手助けをするという位置づけです。
上の表だとLevel2に相当するようですね。

Level2でも結構すごい

完全自動運転のLevel5にはまだまだおよびませんが、 Level2でもかなりのもの。
YouTubeで公開されている動画では、ドライバー手を離している状態でもクルマが走行を続けています。
搭載されているカメラやセンサーで車線や周囲の車を認識し、適切なコントロールを行なっているようです。
動画内では車線変更や追い越しもクルマが判断して行なっているように見えますね。

駐車も自動で

公道の走行ばかりでなく駐車や車庫入れも自動化がすすめられていて、一部はすでに実用化されています。
狭い場所への駐車は気を使いますし、駐車できても狭くて外に出られない場合もあると思われるので、クルマの外からの操作で自動で駐車してくれるのはありがたい機能です。
公道にくらべて駐車上は他のクルマや歩行者の影響を受けにくいため、自動化は比較的簡単なのかもしれません。

確実に近づいている自動運転という未来。今はまだ一部の高級車にのみ搭載されている状態ですが、一般的なクルマに普及するまでにそう時間はかからないでしょう。
運転が好きな僕としては、飾りでもいいのでハンドルやペダル,シフトレバーは残しておいてほしいですね。