海外旅行先で「どうしても行きたいところがある」「ツアーが予約できなかった」といった際に便利なレンタカー。レンタルには国際免許証が必要となりますが、取得は意外と簡単です。
1時間程度で取得可能
一見難しそうな印象のある国際免許証。実は日本国内で有効な免許証を所持している方であれば1時間程度で取得可能です。
最寄りの免許センターへ出向き手続きをすればOK。英語が苦手でも全く問題ありません。
手続きを終えると顔写真の貼られた厚紙をもらえますが、これが国際免許証となります。
ただ、実際に海外で運転する際にはパスポートや日本の免許証も必要となるので注意が必要です。

使用可能な国は90ヶ国以上
この国際免許証、90ヶ国以上で使用可能な優れもの。
アメリカ,イギリス,韓国など、日本人が訪れそうな国々は概ねカバーしている印象です。
(細かい規定はあるがドイツはOK。中国はNGとのこと)
国外運転免許証が有効な国 – 警視庁
これらの国々では左ハンドル右側通行が主流ですが、特に教習等も無く運転可能となるため、事前に情報収集やイメージトレーニングをしておいた方がいいかもしれません。
道路を流れに沿って走る際は何ら問題ないのですが、駐車場等で対向車と鉢合わせとなった際、どちらに避けるかで混乱しやすいです。(実体験)

交通規則の違いには注意
交通規則は大きくは変わらないのですが、細かな違いに注意が必要です。
僕が運転したことがある国では、以下のような感じでした。
オーストラリア : シドニー
右ハンドル左側通行で日本と同じ。交通規則もほぼ日本と同様のため運転しやすい。
日本と比べて速度オーバーに厳しいため、速度制限を要確認。

アメリカ : ハワイ
左ハンドル右側通行のため難易度はやや高め。
赤信号でも右折可能であるなど、日本とは違う交通ルールも多い。
スクールバス停車時には停車しなければいけないルールも存在する。
ただ、現地のドライバーは皆寛容なため、少々もたついても大丈夫。

海外旅行先でのドライブは格別です。観光地では日本語でのサポートも得られるので、チャレンジしてみると楽しいですよ。