最近よく広告を見かける格安SIM。大手キャリアと比較してどの程度費用を削減できるのか、調査結果が公表されたようです。
携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2018年9月時点)
スマートフォンでは1ヶ月3,000円以上の削減が可能
公開された調査結果を見てみましょう。
MNO(大手キャリア)とMVNO(格安SIM)の料金は以下のようになっています。
スマートフォン : 端末代金なしの場合
- MNO(大手キャリア) : ¥5,680
- MVNO(格安SIM) : ¥2,040
- 差額 : ¥3,640
格安SIMの場合、大手キャリアよりも3,000円以上安いことが分かります。
年間では4万円を超える金額になるので、削減の効果は大きいようです。

フィーチャーフォン(ガラケー)とほぼ同額
維持費が安いと言われるフィーチャーフォン(ガラケー)の調査結果も記載されています。
格安SIMとの比較は以下の通りです。
端末代金なしの場合
- MNO(大手キャリア) フィーチャーフォン(ガラケー) : ¥2,262
- MVNO(格安SIM) スマートフォン : ¥2,040
- 差額 : ¥262
格安SIMの場合、大手キャリアのガラケーとほぼ同じ金額でスマートフォンを維持できるようです。

サービス面の違いに注意
料金的なメリットが大きい格安SIMですが、サービス面では大手キャリアと差があるので注意が必要です。
あくまで1例ですが、下記のようなことが言われています。
- 店舗数が少ない
- サポートの電話が繋がりにくい
- 通信速度が遅い時間帯がある
この辺りが許容できれば、格安SIMはコストパフォーマンスの高い選択肢となりますね。
なお、携帯会社の乗り換えは難しく考えがちですが、意外と簡単です。
料金面やサービス面で大きな違いがある格安SIM。
僕としては1ヶ月お試しサービスのようなものがあれば、安心して乗り換えられるのではないかなと考えています。