日本人が海外に行く際には必ず必要となる日本のパスポート。日本のパスポートがビザなしで渡航できる国と地域の数が世界最多となり、「世界最強のパスポート」となったとのニュースが入ってきました。
日本のパスポートが世界最強、シンガポール抜きトップに
海外渡航時に必要なものは
海外渡航時には、最低限下記のものが必要です。
- パスポート : 発行国(僕の場合は日本)が本人の身元を保証するもの。
- ビザ : 渡航先(旅行先)の入国許可証
ビザの取得は日本にある各国大使館にて行う必要があります。なので本来は、海外へ行く際には都度大使館にて手続きが必要となるのですね。

実際に海外へ行く際には
日本からは2017年で1,789万人が出国したようです。
その人達が全員ビザを求めて大使館で手続きを行なっていては、大使館は間違いなくパンクします。
そのため、各国と日本政府はビザなしで渡航できるように個別に提携を結んでいます。
ビザなしでの渡航というのは「日本のパスポートを持っている方であれば誰でもどうぞ」とするようなものなので、国としての信用がなければ提携は難しくなります。
今回のニュースでは、この提携を結んだ数が世界最多となったことを報じているのですね。
ただし、ビザには渡航期間や渡航目的に応じて種類があり、種類によっては個別に取得が必要なので注意が必要です。

世界最強のパスポートなの?
さて、ビザなしで渡航ができる国と地域が世界最多となった日本のパスポートですが、これをもって世界最強かというと、正直否定的。
第2位のシンガポールとの差はわずかに1ですし、比較的渡航者の多そうなインドでは未だにビザが必要です。
僕が日本のパスポートの恩恵を最も感じるのは、渡航先での入国時のイミングレーションの際。他の国の方々と比較して質問も少なく、短時間で手続きが終了する印象です。(特にドイツでは顕著だった。)

190ヶ国もビザなしで渡航できる日本のパスポートですが、僕が訪れたことのある国はわずかに7ヶ国。今後の人生で数を増やしていきたいと考えています。